乳がん早期発見を啓発 紀南でもピンクリボン運動

乳がん早期発見を啓発 紀南でもピンクリボン運動

乳がんの早期発見啓発に取り組む「ピンクリボン運動」を紀南地方でも広めようと、医療関係者や乳がん患者らが集い、実行委員会を設立した。全国的にキャンペーンが盛んになる10月に向けて、検診受診を呼び掛けるリボン着用運動など、さまざまな啓発活動をしていく。

 ピンクリボン運動は、1980年代にアメリカで始まった活動。市民団体や企業などが乳がんの早期発見、診断、治療の大切さを伝えるため、さまざまな啓発イベントを展開する。これらの活動によって、欧米では検診受診率が向上し、死亡率が低下するなどの効果を挙げている。

 県内では2006年に乳がん体験者や有志が集まって「ピンクリボン運動in和歌山」を設立。和歌山市でPRイベントや講演会を開くなどしている。

 紀南地方でも活動を進めていこうと、新たに実行委員会を設けた。このほど総会を開き、今後の事業内容などを決めた。臨床検査技師や看護師、患者、一般の人ら約20人が集まり、ボランティアで啓発活動を進めていく。

 会議では、4月1~10日に取り組む「ピンクリボン着用週間in紀南」の進め方や啓発チラシのデザイン、キャッチコピーなどについて検討。乳がんは日本人女性の約20人に1人がかかるとされ、40~50代で発症することが多いが、早期に見つけることで治る可能性も高くなる。乳がん検診の重要性を呼び掛けようと、意見を出し合った。

 実行委員会の代表を務める紀南病院臨床検査技師の石水弘子さんは「紀南は検診の受診率が非常に低い。受診率を上げて早期発見につなげられるように取り組みたい。活動に参加するメンバーや団体、企業を募集している」と話している。

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