がん患者に経済支援を

がん患者に経済支援を

がん患者の経済的な負担。この問題解決のために、国のがん対策協議会に意見書が提出されました。伊達市からその現状を訴え続け、ことし1月に亡くなった金子明美さんの遺志が引き継がれました。

きのう開かれた厚生労働省のがん対策推進協議会。
(がん対策推進協議会・垣添忠生会長)「金子明美さんのご冥福を祈り黙とうを捧げたいと思います」
協議会のメンバーだった金子明美さんに黙祷が捧げられました。ことし1月、41歳の若さで亡くなった金子明美さん。35歳で大腸がんになり、治療のために貯金500万円を使い果たしました。病と闘いながら、治療費負担について問題提起してきました。
(街頭演説)「私たち進行がん患者は毎月5万円10万円、それ以上払う人もいます」
明美さんは、患者代表としてがん対策推進協議会の委員に選ばれ、国に経済的支援の必要性を訴えてきました。しかし、その実現を見ることなく志半ばで亡くなりました。そして、きのう、明美さんの遺志を継いだ患者委員一同から協議会に意見書が提出されました。
(血液がんの患者会NPO法人ネクサス・天野慎介さん)「金の切れ目が命の切れ目となることがないように、経済的な負担の軽減を目的とした政策の実行を強く求めていきたい」
この場では、明美さんの活動をまとめた本も取り上げられました。2人に1人ががんになる時代、治療費の問題を取り上げたこの本は多くの関心を集めています。
(天野慎介さん)「金子さんが残した遺志を引き継いでいく義務がある。医療にどこまでお金をかけられるのか、国民の間で議論されていない。そこから考えていかなければならない」
治療技術が進歩する中、お金との闘いが始まったがん治療。明美さんの訴えは、私たちに託された医療の大きな課題です

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