最先端技術でがん治療 群馬大医学研究センター

最先端技術でがん治療 群馬大医学研究センター

最先端のがん治療施設として、群馬大重粒子線医学研究センター(前橋市)に設置された「重粒子線照射治療装置」が、厚生労働省から医療機器としての承認を受けた。承認は九日付。装置は同じ敷地内にある医学部付属病院の医療施設として使用するための準備を進めており、同大は「今年夏ごろから、患者の治療を本格的に開始する」としている。 (中根政人)

 同大の計画では、重粒子線照射治療装置について、医療機器としての承認に加えて、今月中に医学部付属病院が使用する治療用設備としての承認を受ける予定。その後は、十例程度の患者治療を先行して実施し、治療実績を検証した上で、今年夏ごろから一般患者の治療を受け付けるとしている。

 重粒子線を使ったがん治療は、患部以外の臓器の損傷や副作用が少ないことから、最先端の医療技術として期待される一方、公的な医療保険の適用対象でないため、治療費が高額になるなどの課題もある。

 県は、患者が金融機関から治療費を借り入れた際に利子の一部を補給する制度を二〇一〇年度に新設して、利用促進を図るとしている。

トラックバック&コメント

この記事のトラックバックURL:

まだトラックバック、コメントがありません。


がん患者:本音、知って 悲しみ、つらさ…体験語る活動広がる »
« いのちの輝き展:骨髄移植、ドナー登録を 19日まで、仙台市役所1階ロビー /宮城