永井隆平和賞に独のライナー氏 甲状腺がん診断、治療に功績

永井隆平和賞に独のライナー氏 甲状腺がん診断、治療に功績

長崎・ヒバクシャ医療国際協力会(NASHIM、会長・蒔本恭県医師会長)が原爆被爆者や放射線被ばく者の治療などに功績のあった個人や団体に贈る第8回永井隆平和記念・長崎賞の授賞式が15日、長崎市内であり、ドイツ・ビュルツブルグ大学病院長、クリストフ・ライナー氏(64)に賞状などが贈られた。

 ライナー氏は核医学を専門とし、放射線の影響による甲状腺がんの診断と治療の功績が認められた。1986年のチェルノブイリ原発事故後にベラルーシで多く見られた小児甲状腺がん患者への医療支援を92年から継続。超音波を使った甲状腺疾患の診断法も確立し、早期発見に貢献した。

 授賞式ではNASHIMの蒔本会長がライナー氏に賞状やブロンズ像などを贈呈。中村法道知事や田上富久長崎市長らが祝辞を述べた。

 同賞は被爆者の治療に尽力した故永井隆博士の平和希求の精神を引き継ごうと、被爆50周年の95年に創設。2年に1度表彰している。

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