佐久市:誤通知、がん治療遅れ 損害賠償187万円支払い /長野

佐久市:誤通知、がん治療遅れ 損害賠償187万円支払い /長野

佐久市は16日、05年10月に市が実施した基本健診で前立腺がんの検査を受けた市内の男性(当時69歳)に、検査結果を誤って「異常なし」と伝えたため治療が遅れたとして、男性に慰謝料と治療費など損害賠償約187万円を支払うことで示談したと発表した。

 市によると、前立腺がんのPSA検査で1ミリリットル当たり86ナノグラム(正常値は4ナノグラム以下)と異常を示す結果が出たため、医師は「要精密検査」と判定して個人表に記入。しかし市職員がデータを市の健康管理システムに入力する際、誤って「異常なし」と入力した。保健師も確認を怠り、「異常なし」の結果報告書を男性に渡していた。

 その後の07年2月、男性が「残尿感がある」と病院で改めて検査したところ、前立腺がんが発見された。担当医が以前の検査結果を不審に思って市に問い合わせ、ミスが発覚。市は男性に謝罪し、保健師らを6人を処分した。男性は現在、投薬治療で安定期に入っているという。

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