佐賀国際重粒子線がん治療財団と協力協定を締結

佐賀国際重粒子線がん治療財団と協力協定を締結

平成22年3月17日、放射線医学総合研究所は一般財団法人佐賀国際重粒子線がん治療財団と協力協定を締結し、同日調印式が行われました (写真)。

この協定は同財団が推進する九州国際重粒子線がん治療センターの開設をはじめとする重粒子線がん治療研究等放射線の医学利用に関し、放医研と同財団が相互に協力し、成果の普及を促進することによって、我が国の放射線医学利用分野の発展・継承に寄与する事を目的に締結されたものです。

調印後のご挨拶で、十時忠秀佐賀国際重粒子線がん治療財団理事長は、今回の調印に至る課程には、「時の運、地の利、人の輪」というものがあったと強調され、地元の産業界や医療関係者の期待の高まりと放医研がこれまでに協力してきたことに関して感謝の意を述べられました。これに対して米倉放医研理事長は、同財団への全面的な協力を申し上げると共に、今後重粒子線がん治療の国際的な展開を図るためにも患者さんの長期的なフォローアップや共通プロトコールの作成など、国内の重粒子線がん治療施設間の協力が重要である事を述べられました。

佐賀県では、国内で4ヵ所目、九州では初めての重粒子線がん治療施設となる九州国際重粒子線がん治療センター (サガハイマット) を設置する事を目的に産学官の共同プロジェクトが進められています。今回の協力協定の締結により、重粒子線がん治療の普及が加速される事が期待され、放医研は今後も人材育成や治療プロトコールの標準化、革新的な照射技術の開発などを通じて重粒子線がん治療の普及と発展に貢献して行きたいと思います。

※九州国際重粒子線がん治療センター事業計画の詳細は、以下のウェブサイトに掲載されています。
http://www.pref.saga.lg.jp/web/var/rev0/0043/7894/Ver.2.0.pdf

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