前立腺がん患者に初実施 群馬大の重粒子線治療

前立腺がん患者に初実施 群馬大の重粒子線治療

群馬大は十七日、学内に新設した最先端のがん治療施設「重粒子線照射治療装置」を使った初の治療を十六日から開始したと発表した。今後は、大学側が選んだ患者の治療を順次実施し、今夏までには一般患者の受け付けを始める。

 初の治療例となったのは前立腺がんとなった県内の男性で、治療は四週間程度行われる予定。この患者を含む前立腺がんの患者の治療を先行的に十例実施した上で、治療を希望するがん患者を一般から受け付ける。

 重粒子線を使ったがん治療は、患部以外の臓器の損傷や副作用が少ない最先端の医療技術として期待される。一方、公的な医療保険の適用対象でないため治療費が高額になるなどの課題もある。

 同大は「患者の体の負担が少ない画期的な治療方法であり、全国的な普及を目指して治療実績を積み重ねたい」としている。

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