【ATL-成人T細胞白血病-制圧へ】HTLV1総合対策を 与野党議員に患者団体要望 江田康氏「議連つくる」

【ATL-成人T細胞白血病-制圧へ】HTLV1総合対策を 与野党議員に患者団体要望 江田康氏「議連つくる」

九州に感染者が多い成人T細胞白血病(ATL)などの原因ウイルスHTLV1について、NPO法人「日本からHTLVウイルスをなくす会」の菅付(すがつき)加代子理事長(52)=鹿児島市=らが19日、与野党の国会議員に母子感染予防などの総合対策を要望した。これに対し、公明党の江田康幸衆院議員が「HTLV1対策基本法」の議員立法も視野に、超党派の議員連盟の結成に取り組むことを約束した。「風土病」として国が放置してきたATL対策が国会で議論になりそうだ。

 菅付さんらは、東京・永田町の議員会館で国会議員と相次いで面会。「HTLV1の国内感染者は120万―220万人ともいわれ、毎年千人以上がATLで亡くなっているが、国レベルの施策は進んでいない」として(1)感染予防の徹底(2)国民への知識普及(3)発症予防・治療法の研究開発(4)患者の医療費軽減(5)感染者の心のケア-などを求めた。

 これに対し、HTLV1対策を国に働きかけてきた江田議員は「国が責任を持って総合対策を進めるには法的担保が必要。今国会での対策基本法成立を目指して素案づくりに着手し、議連を結成したい」と話した。

 議連創設は、みんなの党の川田龍平参院議員や自民党の閣僚経験者も賛意を表明。民主党の福田衣里子衆院議員は、議員立法には慎重姿勢を示した上で「肝炎並みの総合対策に超党派で取り組む必要がある。長妻昭厚生労働相らに菅付さんたちの要望を伝えたい」と述べた。

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