2年前脳腫瘍手術 日大三・山崎が10K完投デビュー…センバツ第1日

2年前脳腫瘍手術 日大三・山崎が10K完投デビュー…センバツ第1日

◆第82回センバツ高校野球第1日 ▽1回戦 日大三14─4山形中央(21日・甲子園球場) 元巨人捕手が父の日大三・山崎福也(さちや)が完投し、10奪三振。

 生死をさまよった日からちょうど2年。山崎は聖地のマウンドで白星デビューを飾った。6安打を浴び4点を失ったが自己最速の141キロをマーク。144球、10奪三振の力投で勝利をたぐり寄せた。「本当に幸せ。うれしいです」

 「甲子園の雰囲気に負けてしまった」という初回。直球を狙われ2点を献上。浮足立つエースを救ったのは、一丸となった打線だった。20日夜のミーティング。小倉全由監督(52)の言葉がナインの闘志に火を付けた。「あした(21日)は山ちゃんの手術が成功した日。そんな日にやれるのは神様が後押ししてくれる証拠だ。怖いものなしだからどんどん行こう」

 小児脳腫瘍が見つかったのは、高校入学前の健康診断の時だった。野球生命どころか、生死すらも危ぶまれる事態。08年3月21日。6時間にわたる手術は成功したが、40度の高熱が続く中、懸命のリハビリが続いた。ほかの部員と同じ練習に復帰したのは、1年の夏のことだった。山崎は「おかげで、ピンチになっても動じなくなった。病気で苦しんでる人たちを勇気づけたい」。

 兄・福之さん(現国学院大)は、08年センバツで聖望学園の準優勝に貢献。術後わずか15日後の山崎は、決勝戦を甲子園のスタンドで目に焼き付けた。「兄を超えたい気持ちが強い」。不屈の闘志で頂点を目指す。

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