21世紀のがん治療拠点として

21世紀のがん治療拠点として

株式会社日立製作所は、愛知県名古屋市が保健・医療・福祉の総合的エリアとして整備を進めている「クオリティライフ21城北(愛知県名古屋市北区)」に建設される『陽子線がん治療施設』を着工した。

日立は、2008年12月に、名古屋市から、陽子線がん治療施設整備事業を約240億円で受注しており、2031年3月までの期間にわたって、施設の設計・建設から、運転・保守・維持管理業務等を行なう。同施設は、2012年度に治療を開始する予定だ。

陽子線がん治療は、放射線によるがん治療法のひとつであり、水素の原子核である陽子を加速器で高速に加速した陽子線をがん細胞に集中して照射することでがんを治療するもの。治療に伴う痛みがほとんどなく、身体の機能と形態を損なわないため、治療と社会生活の両立が可能であり、生活の質を維持しつつ、がんを治療できる最先端の治療法として注目されている。

陽子線がん治療施設の概要は、建設予定地が愛知県名古屋市北区平手町1丁目1番地、敷地面積は49,201.99m2、建設面積が3,150m2、延べ面積が5,624m2。

患者のQOL向上を目指し、すぐれたがん治療技術の開発が求められている。陽子線がん治療は、痛みを伴わずにがんを治療する注目すべき技術として、患者の大きな期待の的となるだろう。

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