ジャイロコプターで世界一周に挑戦、がん闘病乗り越え

ジャイロコプターで世界一周に挑戦、がん闘病乗り越え

【3月23日 AFP】がん闘病を乗り越えた北アイルランドの男性(47)が22日、ジャイロコプターによる世界初の世界一周旅行に飛び立った。

 この男性はノーマン・サープラス(Norman Surplus)さん。1日に300マイル(約480キロ)を飛び、7月中頃までに2万7000マイル(約4万3000キロ)の旅を終える予定だ。

 サープラスさんは、北アイルランド・ベルファスト(Belfast)の北にある沿岸部ラーン(Larne)の平原から飛び立った。東へ向かって飛行を続け、休憩と燃料の補給に1日1度着陸しながら26か国を訪れる旅だ。中国上空は迂回するルートをとるが、これは許可を得るのが「難しすぎたため」だという。

 サープラスさんは2003年に大腸がんと診断された。「ベルファストのがんセンターで手術と化学療法を終えて療養中に、日中のテレビでオートジャイロの復元に取り組んでいる番組を観たんだ」と述べる。「そのとき、この冒険の着想を得た。状況が一変するんじゃないだろうか、ってね」

 小さな黄色いオートジャイロで世界一周に成功すれば、世界新記録を達成することになる。オートジャイロは現代のヘリコプターの前身。サープラスさんは、「世界一周を達成していない唯一の航空機なんだ。2005年に挑戦がなされたが、インドでモンスーンにぶつかって中止となった」と述べる。そこで今回の挑戦は、インドの雨季を避ける時期に設定した。

 サープラスさんのオートジャイロにはGPS(衛星利用測位システム)端末が搭載されており、現在位置を以下のサイトで確認することができる。サープラスさんは、道中、がん研究のための資金提供を募るつもりだ。(c)AFP

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