「がん検診50・フォーラム」鳥越氏が講演 早期受診の重要性訴える

「がん検診50・フォーラム」鳥越氏が講演 早期受診の重要性訴える

企業や団体によるがん検診受診率の向上を目的とした「がん検診50・フォーラム」が24日、東京都内で開かれた。フォーラムには、がんの闘病経験をもつジャーナリストの鳥越俊太郎氏が体験談をまじえながら講演、がん検診受診の重要性などを訴えた。

 現在、日本人のがんによる年間死亡者数は約34万人で、人口比におけるがんの死亡割合は世界でも突出して高い。2005年10月に直腸がんで腹腔(ふくくう)鏡下手術を受けた鳥越氏は、「私の場合、がんの発見は早くはなかったが手遅れでもなかった。もし、発見があと半年、1年遅れていたらおそらくやられていた」と話し、「早期発見・早期治療をやっていれば生命を長らえることができる」と、その重要性を強調した。

 講演後は、東京大学医学部附属病院の中川恵一准教授とトークセッションを行った。中川准教授ががん細胞の進行速度や発見可能な大きさなどについて説明、鳥越氏は、「元気な人ほどむちゃな生活をしている。健康については傲慢(ごうまん)になってはいけない」と、戒めを込めて語った。

 同フォーラムは、がん検診受診率50%を目指し企業や団体にがん検診の実施を促す国家プロジェクト「がん検診受診促進企業連携推進事業」(通称・がん検診企業アクション)の一環。中川准教授は、同事業のアドバイザーボードも務めている。

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