琉大病院、骨髄移植再開 来月から成人対象

琉大病院、骨髄移植再開 来月から成人対象

県内唯一の骨髄バンク認定施設である琉球大学医学部付属病院が、成人(20歳以上)の骨髄採取・移植を4月1日から再開することが29日、分かった。血液内科医を新たに3人採用し、現在のスタッフと併せて5人体制を整えた。琉大病院では、成人の骨髄移植を行う医師らの退職などで、昨年4月から受け入れを休止していた。体制が整ったことで、支援団体らは「県民にとって朗報だ」と歓迎している。(赤嶺由紀子)

 また、新たに院内に「骨髄移植センター」を設立。最新の移植技術や血液に関する研究を行うほか、患者や家族の相談を受け付けるなど精神的なサポート体制も整える。

 現在、専任となる副センター長を公募しており、5、6月までに採用する予定。通常通り移植を実施してきた小児科とも併せて、センターの機能充実を図る考えだ。

 同病院によると、これまでの移植実績は1999年から2006年で累計3件。09年4月末までに25件と増加している。同病院は「患者にはこれまで、ご迷惑をかけてきたが、再開できる体制が整った」としている。

 署名活動などで、県内の移植体制の確立を求めてきた県骨髄バンクを支援する会の上江洲富夫代表は「患者や家族、提供者(ドナー)にとって県外での採取・移植は経済的・精神的負担は大きい。順調に移植が行われるよう期待したい」と喜んでいる。

トラックバック&コメント

この記事のトラックバックURL:

まだトラックバック、コメントがありません。


がん検診、ニーズ高いが7割が「受けたことない」 »
« 新日鉄室蘭病院に血液腫瘍内科開設、骨髄移植可能に