益田赤十字病院:緩和ケア外来開設 在宅療養など支援--あすから /島根

益田赤十字病院:緩和ケア外来開設 在宅療養など支援--あすから /島根

益田赤十字病院(益田市乙吉町)は4月1日から、がん患者とその家族の在宅療養などを支援する緩和ケア外来を開設する。緩和ケア外来は、石見地方では浜田医療センター(浜田市)に次ぎ2例目。診療は岸本弘之副院長(53)=外科=が担当し、時間は毎週木曜午前9時~正午。かかりつけ医や担当医からの紹介による予約制となる。

 患者やその家族が抱える身体的、精神的、経済的などさまざまな痛みや不安に対応し、軽減するためのケアで、生活の質の向上を目指す。同病院では4、5年前から臨床心理士や薬剤師、栄養士などで緩和ケアチームを作り、活動を続けてきた。今回はこれを院外にも広げ、緩和ケアを地域に広めたいと開設を決めた。必要に応じて、心療内科や緩和ケア病棟など専門医の紹介もする。30日に同院ロビーで開かれた「がんサロン勉強会」では、岸本副院長が緩和ケアについて説明した。

 岸本副院長は「その人らしい生き方をしてもらうのが目的であり、そのためにも、痛みのない日常生活を目標に専門チームで対応していきたい」と強調。がん患者で、がん患者家族でもある同市の納賀良一さん(72)は「これまでは家族のケアはほとんどなかった。これを機に開業医も巻き込んだ地域のネットワークができれば」と話している。

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