国立がんセンター15人処分 経理ミス穴埋め、3千万不正

国立がんセンター15人処分 経理ミス穴埋め、3千万不正

国立がんセンター(東京)は31日、中央病院で会計システムのデータを操作して診療収入の不足額を穴埋めしていたとして、当時の会計第1課長ら計15人を処分したと発表した。不正会計は2001年5月からの約6年間で2708回、計約3040万円。

 処分されたのは、直接データを操作した当時の係長ら3人が減給10分の1(1カ月)。上司らが戒告3人、訓告7人、文書による厳重注意2人。

 センターによると、当時は窓口の非常勤職員2人が1日約1200人の外来患者らから現金を収受。1日の最後に、係長とともに領収書の額と現金を突き合わせていたが、不足が出た際には会計システムを操作して領収額を削り帳尻を合わせていた。

 07年5月に会計検査院の指摘で発覚し、センターが内部調査。係長らは「急いで作業する中で現金を数え間違えてしまい、穴埋めをしていた」と話しているという。

 センターは「着服はなかったが、管理上の問題もあった。チェック態勢を見直し再発防止策を講じる。15人には任意の弁済を求めたい」としている。

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