国立がんセンター、職員を懲戒処分 不足金のデータ削除

国立がんセンター、職員を懲戒処分 不足金のデータ削除

国立がんセンター(1日から国立がん研究センター)は31日、同センター中央病院(東京都中央区)で、患者から受け取った診察代が本来の金額に比べて足りないのを隠すため、会計システム上の記録を削除したとして、現金収納を担当していた非常勤職員2人と係長の計3人を減給(10分の1)1カ月の懲戒処分とした。ただ、非常勤職員2人はすでに退職しており、処分に効力はない。

 不足金額は2001~07年に約2700件、3千万円にのぼる。同センターは「調査の結果、職員が着服した事実はなかった」としている。当時の上司だった課長ら計12人も戒告、訓告、厳重注意の処分を受けた。同センターは、処分を受けた職員に対し、任意での弁済を求める方針。

 同センターによると、非常勤職員2人は別の時期に窓口で収納事務を担当。患者から1日に受け取った現金の合計とシステム上の領収金額の合計が合わない場合、システム上のデータを削除して帳尻を合わせていた。係長による最終チェックの段階でも金額が合わないことがあり、係長が同様に帳尻合わせをしたこともあったという。

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