陽子線がんセンター、一般公開 県、治療装置を見学

陽子線がんセンター、一般公開 県、治療装置を見学

福井県が福井市の県立病院敷地に整備を進めている「陽子線がん治療センター」(仮称)の一般公開が3日、始まった。県内外から訪れた参加者が放射線の一種、陽子線を利用する治療装置の数々を見学した。

 施設内は装置の据え付けがほぼ完了している。5月下旬から陽子線を照射しての調整が始まると、一部エリアは管理区域となり立ち入りが制限されるため、その前に一般の人に広く知ってもらおうと公開した。

 この日は、事前申し込みをした約170人が参加した。9組に分かれ、陽子線の加速器「シンクロトロン」や、体の周囲360度から陽子線を照射するための巨大な装置「回転ガントリー」を見て回った。

 県の担当者が、陽子線治療は病巣以外の部位を傷つけにくく体の負担が少ないことや、治療に公的医療保険が適用されず基本料金が240万円かかることなどを説明。参加者が熱心に聞き入った。

 夫婦で見学した福井市内の男性(65)は「体への負担や副作用が少ないのは非常にありがたい。費用負担が軽くなるような助成制度が早く整ってほしい」と話していた。

 一般公開は4、17、18日にも行われる。4日の参加受け付けは既に締め切っている。17、18日は、9日までの申し込みが必要。

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