がん粒子線センター完成

がん粒子線センター完成

来春から本格治療
指宿市東方の「メディポリス指宿」に、九州初の粒子線治療施設「がん粒子線治療研究センター」が完成し、3日、落成式が開かれた。

 粒子線治療では、体を切ることなく、病巣に様々な方向から粒子線を照射する。ピンポイントの照射が可能なため、エックス線を用いる放射線治療に比べ、周りの正常な細胞への影響は少ない。熱さや痛みも感じないという。

 センターは延べ床面積約6000平方メートルで、三つの治療室を備えている。来春の九州新幹線鹿児島ルートの全線開通で県外の患者も見込んでおり、年間800~1000人の治療を目指す。総工費は約110億円。

 式には、伊藤知事や関係者ら約900人が参加し、コンサートや施設見学会も開かれた。菱川良夫・同センター長は「粒子線治療は、顔や胸といった切りたくない部位の治療に有効です。自然に囲まれた場所なので、ゆっくりと治療に専念できます」と話していた。

 試験運用を経て、来年4月から本格的な治療を始める予定。問い合わせは、メディポリス医学研究財団事務局(0993・23・5188)へ。

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