国内初、がん総合検診車が出発式 県、3種類の装置で診断効率化

国内初、がん総合検診車が出発式 県、3種類の装置で診断効率化

胃がん、肺がん、乳がんの3種類の検診をすることができる県の「がん総合デジタル検診車」の出発式が5日、県庁前であった。三つのがんそれぞれの検診装置を1台に登載した検診車の運用は国内初。

 これまでは検診内容に応じて検診用の車が必要だったが、この検診車では駐車場が狭い会場での総合的な検診や離島などでの効率的な検診が可能になる。検診車は県が約1億2500万円で導入。県健康事業団に貸し出し、同事業団が各地で検診を実施する。

 県医療政策課によると、2008年のがんによる死者数は県内で4747人。うち肺がんによるものは970人で最も多く、人口10万人あたりの死者数は全国2番目の多さとなっている。

 式で中村法道知事は「機能性が高い検診車が活躍し、早期検診をしてもらうきっかけになることを願っている」とあいさつし、同事業団の村下晃常務理事にゴールドキーを手渡した。その後、県庁を出る検診車を関係者で見送った。

 村下常務理事は「今後、いろんなイベントや市民が集まる場に検診車を持って行き、がん検診を受けたことがない人にも受けてもらえれば」と話した。

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