男性も乳がんになるってホント?

男性も乳がんになるってホント?

タイトルにある俗説を筆頭に、医学の常識を覆す話題の新書『ねぎを首に巻くと風邪が治るか?』を読んでみました。昔から言われていることだから、それなりに信ぴょう性があるのでは? となんとなく信じ込んでいたあれやこれやが、実は無意味だったり、逆効果だったり。まさに「知らないとソンをする」情報あれこれに、目からウロコがポロポロと……。

質問形式のお題に医学博士の森田豊先生が○、×、△で回答していく、という構成になっているのだが、「ねぎを首に~」は△であった。その他、「突き指をしたときには、まず指を引っ張るのが正しい?」は×、「プールで泳いだあとは、目をよく洗ってウィルスの侵入を防ぐべき?」も意外なことに×、「すり傷、切り傷は、消毒して乾燥させて治す」もまさかの×!!! 学生時代、バレーボールなどで突き指をしたら、思いっきりぎゅうぎゅう引っ張っていたし、プールに入ったあとはそりゃもうしつっこく目を洗っていたし、転んでケガをしたら迷うことなくマキロンなどで消毒していましたよ……。

ちなみに、中でも私が衝撃を受けたのが、「男性も乳がんになる」という事実。本書によると、「60歳以上の比較的、高齢の男性が乳がんになることがあり、乳がんの全体の約1%は男性に生じると報告されている」とのこと。
なんでも、「女性の乳がんは乳房のどこにでもできますが、男性の乳がんは、乳輪下にできることが特徴」なのだとか。また、アメリカの人気ロックバンド、KISSの元ドラマー、ピーター・クリスさんが乳がん患者として治療を受け、世界的な啓蒙活動を行ったという報道なども合わせて紹介されていた。

版元の角川SSコミュニケーションズに反響など聞いてみたところ、週刊誌やテレビ番組で紹介されるなど大きな反響を呼んでいるという。森田先生は産婦人科が専門のお医者様なのだそうで、なるほど本書中には妊婦さんや子供に関する思い込み新常識もたっぷりと紹介されていた。

ちなみに、本書では扱っていなかったのだが、私が昔から真偽のほどが気になっている俗説は、「鼻の骨は軟骨でできているので、毎日洗濯ばさみなどでつまんでいると高くなる」というもの。最も自分の容姿が気になる思春期の頃、涙ぐましい努力をしていた日々が思い出されます……。その後、この習慣は私の生活からフェイドアウトしたので、鼻のかたちが少しでも変わったのかどうかは不明。もし、第二弾が出るようなことがあれば、ぜひこのテーマを検証していただきたいものです。

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