大腸がん早期発見、新型内視鏡開発 柏原赤十字病院

大腸がん早期発見、新型内視鏡開発 柏原赤十字病院

大腸がんの早期発見に役立てるため、丹波市柏原町の柏原赤十字病院が、新型の大腸内視鏡を、精密機器メーカー「オリンパスメディカルシステムズ」(東京都)と共同開発した。湾曲した大腸の中をスムーズに動かせるよう改良。以前は発見困難だった深部の病巣が見つけやすくなり、検査時の痛みも軽くなるという。(桑野博彰)

 大腸がんは、肛門(こうもん)付近の直腸などにできやすいといわれてきたが、食生活が脂肪摂取の多い欧米型に変わったことなどから、近年は大腸の深部での発見が増えている。

 大腸内視鏡検査では、直径約11~12ミリ、約1メートルの管を肛門から挿入。小型カメラが付いた先端部を操作機で曲げながら、深部へと管を押し込んでいく。従来型は先端部の曲がり方が小さく管も堅いため、深部への挿入は難しく、患者に苦痛を強いるケースが多かった。

 新型は、従来型より先端部が大きく曲がるのが特徴で、管も直径約9ミリと細くした。さらに大腸の湾曲に沿ってしなやかに曲がる柔らかさを持っており、深部までスムーズに検査できるという。

 同病院を含む全国5病院へ各1台を試験的に配備。既に約200人に行った臨床検査では、従来型より痛みが軽くなったという意見が目立ったという。同病院の蓮尾直輝医師(38)は5月の日本消化器内視鏡学会で臨床検査の結果などを発表する。

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