金沢大がん研、除幕式 動物実験の施設も整備 石川

金沢大がん研、除幕式 動物実験の施設も整備 石川

金沢大学(中村信一学長)のがん研究所が、金沢市角間町に移転新築されたのを記念した除幕式が1日、同大角間キャンパスで行われた。除幕式には中村学長や向田直史・同研究所長、研究者ら大学関係者が出席した。

 文科省によると、同研究所は国立大学法人にある唯一のがん専門研究所で、1967年、同市宝町に開設された。

 新しい研究所は鉄筋コンクリート6階建てで総工費は約11億円。教授ら研究者37人と50人近い大学院生らが在籍し、がんの転移や治療薬の耐性に関連する研究を行う。

 最上階には、これまで別棟だった実験動物研究施設の分室が整備され、同じ建物内で動物実験を行えるようになった。移転に伴って研究所内の組織も改編。研究センターなどを廃止し、研究に応じた体制を組めるようにした。

 同研究所では、平尾敦教授らの研究グループが今年2月、慢性骨髄性白血病の治療に関する論文を英科学雑誌ネイチャーに発表するなど、世界的な研究も行っている。

 除幕式では、向田所長が「恵まれた施設で研究できることはありがたい。道半ばのがん克服に向けてがんばりたい」とあいさつ。中村学長も「金沢大もがん研も力を合わせ、すばらしい研究所と言われるようがんばっていきましょう」と話した。

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