乳がん検診活動を強化 廿日市の住民グループ

乳がん検診活動を強化 廿日市の住民グループ

▽受診率50%目指す

 廿日市市の住民でつくる「はつかいちまちづくりスクール」が、マンモグラフィーによる乳がん検診の市民の受診率50%を目標に、活動を本格化させている。昨年末から市内各地で集団検診を開き、2010年度は計6回を予定している。

 5、6月には阿品地区の「ヒロシマ・ナタリー」跡地に立つ大型マンションの住民向けに検診を開く。ほかにも佐伯地域や廿日市地域の佐方、原地区などでも計画する。受診料は1回1500円。毎回40人の受診を見込んでいる。検診開催に合わせ、乳がん患者の体験談を聞く講演会も開き、早期受診の重要性を訴えていく。

 同スクールは昨年12月に市民対象の検診を始め、これまでに5回を数える。2月には市内在住の聴覚障害者を対象に実施した。3月30日には、同市対厳山のかえで幼稚園の園児の母親のうち35歳以上を対象に開き、39人が受診。「乳癌(がん)患者友の会 きらら」(広島市中区)の中川圭世話人代表(51)の講演もあった。

 厚生労働省の指針は2年に1度、40歳以上の女性に乳がん検診受診を求めている。市健康推進課によると2007、08年度の2カ年の受診者数は、市内の40歳以上の女性の16・6%にあたる2329人にとどまっている。

 同スクールは「乳がんは誰にも起こり得る病気。地域単位で検診への関心を高めたい」としている。

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