骨髄移植の体験語る 浜田、患者と提供者がシンポ

骨髄移植の体験語る 浜田、患者と提供者がシンポ

白血病の治療で骨髄移植を受けた患者と骨髄提供者が体験を語り合う骨髄バンク啓発シンポジウム「白血病とたたかう勇気」(浜田保健所主催)が、浜田市の浜田医療センターであり、約100人が参加した。

 患者3人、提供者4人が出席。5年前に発病した浜田市真光町、信金職員羽部美登志さん(53)は「告知された時はショックだったが、運良く2度の移植を受けて仕事に復帰できた。提供者からの手紙もうれしかった」。同市黒川町、会社員大野拓生さん(53)は「薬でも手術でもない治療。提供者は文字通りの命の恩人で神様のよう」と感謝した。

 2度提供した松江市上乃木、会社員清山慶子さん(49)は「相手を思いやる気持ちを持つなどボランティアによって自分も成長できる。成人の証しとして気軽に登録することを勧めたい」などと呼びかけた。「数千万円かかることもある治療費が課題」などの報告もあった。

 同センターの日野理彦院長が移植を必要とする血液疾患について講演。骨髄提供者が入院しなくてもいい末梢(まっしょう)血管採血が近く始まることなども紹介した。

 骨髄バンクには国内35万人が登録。患者登録は約2500人で、移植手術が受けられるのは年間その半数。骨髄の型が適合するのは数千分の1とされ、登録者が不足している。

 島根県内では浜田市のボランティア団体らいらっくの会(田中年子代表)がPRや患者支援活動などに取り組んでいる。

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