福岡市出身の副島さん原作 がんと闘う少女 文通記録映画化 10日から県内各地で上映

福岡市出身の副島さん原作 がんと闘う少女 文通記録映画化 10日から県内各地で上映

骨がんと闘う少女との文通の記録を基にした映画「育子からの手紙」の上映会が10、11の両日、福岡市・天神4丁目の都久志会館を皮切りに、県内各地で行われる。

 福岡市出身の主婦副島喜美子さん(72)=埼玉県在住=が1989年に出版した「育子からの手紙‐十五歳、ガンと闘った日々」(筑摩書房)が原作。副島さんは福岡中央高校卒。名古屋に住んでいたころ、幼少期に患った股(こ)関節炎が再発し入院。隣のベッドの中学生増岡育子さんと親しくなる。副島さんの退院後二人の文通は続き、手紙は120通以上に上った。

 映画は相澤徹さんの企画・製作で、監督は村橋明郎さん。少女育子は、宮崎康平さんの孫で「まぼろしの邪馬台国」にも出演した宮崎香蓮さん=島原高校在学中=が演じる。喜美子役は原日出子さん、育子の母親役は有森也美さんで、ほかに渡瀬恒彦さん、佐藤B作さんらが出演している。

 出版以来、二十数年ぶりの映画化。村橋監督は「重い病に冒された少女が、限られた短い時間をどう生きたか。人の命があまりにも軽い時代に、命の大切さを思い起こさせる映画」と製作意図を語っている。文部科学省特別選定。

 都久志会館では両日とも午前10時から4回上映。11日は幕あいの午後3時前に、村橋監督と原さんがあいさつする。入場料は大学生以上1500円(前売り千円)、中高生800円(同500円)、小学生以下は無料。問い合わせは鈴木曠子さん=092(721)1875=へ。県内の他地区での上映日程は次の通り(八女、大川、田川の各市などでも計画中)。

 14、15日=福岡市南区の市男女共同参画推進センター・アミカス▽24日=北九州市小倉北区の市立男女共同参画センター・ムーブ▽5月15日=久留米市の石橋文化センター、大牟田市の大牟田文化会館▽6月20日=大野城市の大野城まどかぴあ

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