「子宮頸がん検診受けて」

「子宮頸がん検診受けて」

細胞検査士の支部発足、仙台で11日PR活動
 がん細胞の検査を担う専門職による「細胞検査士会県支部」が今月発足した。活動の第1弾として、子宮頸(けい)がんの検診受診を呼びかける街頭キャンペーンを11日、仙台市青葉区一番町の仙台ファーストタワー前などで開く。会長の及川洋恵さん(54)は「20歳代でも珍しくないがんだけに、まず病気を知って検診を受けて欲しい」と呼びかけている。(石塚人生)

 細胞検査士は民間資格で、検診などで採取した細胞から顕微鏡でがん細胞を探し出す。全国で約7000人、県内には113人いる。

 主に担当するのが子宮頸がんの検査。及川さんが勤める県対がん協会細胞診センター(仙台市青葉区)では年間約12万件の検査を行っている。

 発足した県支部では、検査の精度向上に向けた活動に加え、一般の人にがん予防や検診受診を呼びかけることにしている。11日のキャンペーンは、NPO法人「子宮頸がんを考える市民の会」(本部・東京)と連動した取り組みで、午後1時から同会のニュースレター1000部とハーブの種を街頭で配布する。

 子宮頸がんは10歳代から発症する。国内の死者は年間約3500人。昨年末にワクチンが発売されたばかりで、早期発見には自治体などが行う検診が有効だ。

 しかし、県対がん協会の調査では、子宮頸がんの検診受診率は全国トップクラスの本県でも3割程度に過ぎない。県内の女子大学生の約9割が検診の申し込み法を知らなかった。

 及川さんは「がんは検診受診率が高まらないと防げない。病気や検診の認知度を高めたい」と話している。

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