非血縁者からも「末梢血」移植 白血病治療で新指針

非血縁者からも「末梢血」移植 白血病治療で新指針

骨髄移植推進財団は8日までに、白血病の治療のために、健康な人の血液(末梢血)から、血液のもとになる造血幹細胞を取り出して移植する末梢血幹細胞移植について、これまで血縁者間に限られていた移植を、非血縁者間でも行う方針を決めた。厚生労働省の了承を得た上で、今年10月から実施したい考え。

 末梢血幹細胞移植は、骨髄移植と違い提供者(ドナー)に全身麻酔をする必要がないのが利点。海外では白血病治療の主流となっているが、国内では、血縁者間に限り実施されているため、年間500件程度にとどまっている。

 同財団は運営する日本骨髄バンクへの登録者の約36万人の中からドナーを選ぶ考えで、年内は施設を限定して1~2件実施、来年は15~20件を実施する方針。5年後以降は160施設程度での実施を目指す。

 末梢血幹細胞移植を行う場合、ドナーには移植前に幹細胞を増やす薬剤を投与するが、2002年にドナーの女性が白血病を発症して死亡。厚労省研究班が、幹細胞を提供した3264人を追跡調査した結果、薬剤と白血病の関係は否定できると結論付けていた。

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