乳がん検診 体に優しく 高岡市民病院が新機器導入

乳がん検診 体に優しく 高岡市民病院が新機器導入

時間短縮、うつぶせで楽に
 国の「地域がん診療連携拠点病院」として女性のがん診療に力を入れている高岡市民病院は、増加傾向にある乳がんの診断や検査のための高度医療機器を導入した。これまでより楽に検査が受けられる装置などで、病院側は利用を呼び掛けている。

 乳腺細胞を取り出し、撮影も行う検査装置「乳腺バイオプシー装置」は、県内の医療機関で二機目の導入。うつぶせで撮影することで、検査を受ける人の体力・精神的な負担を軽減した。一時間かかっていた撮影も、約三十分に短縮した。

 「デジタルマンモグラフィー装置」は、画像が鮮明なデジタル写真を撮影。フィルム撮影していた従来装置より、過去のデータとの比較も容易になった。

 これら乳がん検査機器は、この春から合わせて設置した「頭腹部血管撮影装置」など三つの新鋭機器と合わせ、約四億五千万円で導入した。

 同病院では、細胞診断技師や薬剤師など専門スタッフを充実させたチーム医療を実施しており、乳房の撮影には女性技士が対応。平日の午前中だけだった乳腺専門外来を四月から水曜午後二~四時にも開くことにした。

 同病院によると、日本人女性の二十人に一人が乳がんにかかる。これは三十年前の約三倍。年間約一万八千人が命を落とす。沢崎邦広院長(62)は「高タンパク高脂肪の食生活などにより、乳がん罹患(りかん)者は増加している。早めの検診を」と呼び掛けている。

 乳腺専門外来の予約や問い合わせは同病院=電0766(23)0204=へ。

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