がん克服絵が原動力

がん克服絵が原動力

絵画制作を生きがいに大腸がんと闘い、克服した総社市泉の主婦坪井清子さん(61)が故郷・新見市の風景を油彩画でメルヘンチックに表現した作品展が同市新見の喫茶店「珈琲(コーヒー)屋あるれ」で開かれている。30日まで。

 坪井さんは41年前に結婚し、新見を離れ、総社市で夫と生花店を経営。6年前、大腸がんの手術を受け、退院後も検査を受けながら、それまで見るのが大好きだった油彩画の教室に通い、描き始めた。新見をテーマに制作を続けるうち、昨年、医師から〈完治〉を告げられた。

 「日本のふるさと」を描く画家・原田泰治さんが心の師という坪井さん。山や花、子どもたちの姿などをデフォルメして印象的に描いており、水彩画の絵本を思わせる作風だ。

 個展には、最近1年間に描いた新見の城山公園の桜や月、姫新線を走る列車、高瀬舟の船着き場などの20点を出品。同店での個展は4回目で、ファンになった主婦らがコーヒーを飲みながら鑑賞している。

 坪井さんは「絵のお陰で心を強く持てた。明るく描くことを心がけてきたが、『最近の絵はいっそう明るくなった』と言われ、うれしい」と話している。問い合わせは「あるれ」(0867・72・7722)。

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