女性のがん予防に取り組む村上のNPOへ正力厚生会が助成

女性のがん予防に取り組む村上のNPOへ正力厚生会が助成

女性向けにがん検診の受診率向上やがん予防の健康作りに取り組むNPO法人「健康サポートプラス」(村上市坂町)が、公益財団法人「正力厚生会」による2010年度がん患者団体助成事業に選ばれた。助成金20万円が贈られる。

 有酸素運動やダンスの教室を開き、健康作りを目指す前身の団体「STUDIO PLUS」を2006年5月に設立。現在は女性を中心に4歳の幼児から90歳代まで65人が通っている。がん患者に目を向けるきっかけは、08、09年にスタッフの女性2人が乳がんと子宮頸(けい)がんを発症したことだった。奈良橋里江子代表(43)も卵巣膿腫(のうしゅ)を2度発症し、父親をがんで亡くしたことから、「早期発見のために頑張りたい」と思い立った。

 女性のがん検診の受診率を上げるために、早期発見を呼び掛ける冊子を配り、下越地方の七つの運動サークルに出向き、高齢者や子供たちに親にも積極的にがん予防などを訴える。

 主催する教室などでは、予防のために、「低体温、運動不足、体力不足」の解消を目標に、「自分たちの力で治癒力を高めるしかない」と活動に取り組む。

 今回の助成金は、同会のインストラクターが、乳がん予防のためにリンパの流れをよくするマッサージ法を習得するのに充てる計画。乳がん撲滅・早期予防のためにピンクリボン運動にも参加する。

 奈良橋代表は「今後は、がん患者を支援する様々な団体と連携したい。私たちの続けている健康作りが少しでも役に立てば」と語る。

 がん患者団体助成事業の応募方法などの問い合わせは、正力厚生会(03・3216・7122)へ。

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