骨髄バンクの重要性訴え 白血病で長男亡くした高野さん講演

骨髄バンクの重要性訴え 白血病で長男亡くした高野さん講演

白血病で18歳の長男を亡くした加茂市五番町の高野由美子さん(46)が9日、新潟市立亀田西中学校で講演し、白血病の治療につながる骨髄バンク登録の必要性を訴えた。

 高野さんは、遺族らで作る「骨髄バンク命のアサガオにいがた」に参加し、啓発活動を続けている。骨髄移植の現状を伝えようと、アサガオにいがたは18日まで、設立1周年記念事業「ハートフルメッセージ展」をイオン新潟南ショッピングセンター(新潟市江南区)で開催している。これに先立ち、講演を企画した。

 高野さんの長男・敏行さんは骨髄移植を受けたものの、2005年に亡くなった。突然、白血病を発症した経緯を振り返り、「生きていることは当たり前ではない」と命の大切さを強調した。敏行さんは骨髄移植を受けて42日間しか生きられなかったが、高野さんは「あの42日間を持つことができ、ドナー(骨髄提供者)に感謝している」と語った。

 自分も昨夏、骨髄の提供手術を受けたことを紹介し、「一般の主婦でも、生きるためのお手伝いができる。支え合いながら生きている人がいることを知ってほしい」と呼びかけた。

 2年生の坂爪恵理香さん(13)は「白血病の詳しい病状は知らなかった。より多くの人に、バンクに登録してほしい」と話していた。

 「ハートフルメッセージ展」では、病と闘った子供たちの写真などを展示している。ドナー登録会は18日午前10時半~午後4時。

トラックバック&コメント

この記事のトラックバックURL:

まだトラックバック、コメントがありません。


女性のがん予防に取り組む村上のNPOへ正力厚生会が助成 »
« リボンに闘志 乳がんの妻支え ミケルソンV