完走するための中断…寛平がん治療を優先

完走するための中断…寛平がん治療を優先

マラソンとヨットで世界一周する「アースマラソン」に挑戦中のお笑いタレント・間寛平(60)がマラソンを一時中断し、米サンフランシスコで前立腺がんの放射線治療を受けることが15日、発表された。治療は20日から開始し、約2カ月間に及ぶ。順調にいけば6月下旬にトルクメニスタンに戻り、マラソンを再開する。

 持ちギャグの「わしゃ止まると死ぬんじゃ~」とばかり、走り続けてきた寛平がついに止まる。だが、それは後退を意味するものではなくゴールするための最善の策だ。

 「悪くなった訳ではありませんから心配しないでください。アースマラソンを完走するために決めました。僕の嫁とスタッフがいろんな先生に病気のことについて相談しました。今やった方が一番いいんじゃないかと、そう聞きました」

 1月にトルコ・イスタンブールで受けたメディカルチェックで前立腺がんが発覚。それでも寛平は医師のお墨付きを得て、ホルモン療法を受けながら同15日にマラソンを再開した。「毎日、薬を飲んでるから出だしは体が重い」とこぼしながらも、トルコ、イランを横断して前日14日にトルクメニスタンに入国。途中、1カ月ごとに計3度受けた検診ではPSA(前立腺がんなどの指標となる数値)は順調に低下していた。

 病状は悪化したわけではなく、関係者によると「しないといけないわけではない」というが、複数の医師と検討を重ねた結果、慎重を期してこの時期の放射線治療を選択。ただ、トルクメニスタンには進んだ医療設備や技術がないため、15日に渡米し、最先端の技術者や臨床例の多い米サンフランシスコにあるカリフォルニア大学サンフランシスコ校がんセンターで、篠原克人教授の治療を受ける。順調なら6月下旬にトルクメニスタンに戻り、14日のゴール地点からマラソンを再開する予定だ。

 ただ、2カ月の中断により、今後の予定も大幅にズレ込む。意欲を見せていた年内ゴールは絶望的となった。

 「がんばって行ってきます!みなさん待っていてください!」。期せずしてがんとの闘いとなった夢ロード。だが、寛平のゴールへの一途な思いは不変だ。

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