がんの痛み緩和 鎮痛テープ新薬承認 久光製薬

がんの痛み緩和 鎮痛テープ新薬承認 久光製薬

久光製薬(佐賀県鳥栖市、中冨博隆社長)は16日、同社が開発したがんの痛みを和らげる貼(は)り薬タイプの「フェントステープ」が、厚生労働省から新薬承認を受けたと発表した。鎮痛効果の高い合成麻薬「フェンタニルクエン酸塩」をフィルムに塗布し、痛みに応じて薬剤の量を調整できる。6月中に薬価を決定後、処方せん薬として販売する。

 新薬は胸、腹部、腕などに貼り、薬剤を皮膚から吸収させて痛みを抑える。テープの広さによって投与量をコントロールできる。サイズは約2センチ四方(薬剤含有量1ミリグラム)から約6センチ四方(8ミリグラム)まで5種類ある。

 これまで日本には、同タイプの貼り薬は米国製しかなかった。新薬は3日に1回貼り替える従来品に対して効果を1日だけにした。同社は「毎日付け替えるため、交換忘れを防ぐことにもつながる。患者の生活の質を上げるお手伝いになれば」と話している。

 「サロンパス」など貼り薬で有名な同社は1999年から単独で、開発コード「HFT-290」として開発を進めてきた。同社と共同販売契約を締結している協和発酵キリン(東京都)も販売する。

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