地域がん拠点再指定へ一歩

地域がん拠点再指定へ一歩

  ■富士吉田市立病院 放射線施設起工

 地域がん診療連携拠点病院の再指定を目指す富士吉田市立病院が、指定要件になっている放射線治療機器「リニアック」を導入した新しい施設を建設することになり、19日に起工式があった。順調にいけば、来年3月にも放射線治療を始める。

 県内ではすでに、県立中央、山梨大学医学部付属、甲府市立甲府の3病院がこの機器を導入しており、富士吉田市立病院で治療が始まれば、郡内で初の医療施設になる。

 新施設は病院北側駐車場に建設。1階にリニアック放射線治療室、2階部分は、科学療法室や産婦人科外来と地域医療支援センターを備える。渡り廊下で病院1階と結ばれる。国、県のほか富士吉田市外二ケ村恩賜県有財産保護組合からも補助を受け、総事業費約11億9千万円の大型事業。

 リニアックの導入をめぐっては、機器購入以外に設置場所の増改築などで膨大な費用が見込まれることから、市がいったん関係予算の計上を見送った経緯がある。それだけに堀内茂市長は起工式後、「市独自の整備は苦しかったが、補助金交付を要請して実現が果たせた。富士・東部の基幹病院にしていきたい」と話した。

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