がん患者待望、交流の場開設

がん患者待望、交流の場開設

がんの拠点病院の京都府立医大付属病院(京都市上京区)にこのほど、がん患者と家族が交流できるサロンがオープンした。患者らが待ち望んだサロンの実現だけに、「ようやくできてうれしい」「安心できる場所が増えた」との声が出た。

 がん患者サロンは、京都第二日赤病院や京都市立病院などにはあったが、府立医大病院にはなく、ここ数年患者たちが設立を要望していた。これで、府内で10カ所目になった。

 初回の16日は、院内1階の「がん情報コーナー」であり、患者や家族約20人が参加した。看護師が抗がん剤で脱毛した際の対策法を講義し、タオルで帽子を作る方法を教えた。参加者らは体験しながら、日ごろの心配ごとを和やかな雰囲気で語り合っていた。

 乳がんで通院中の女性(67)は「昨年2月に告知を受け、不安でたまらなかった。サロンがないと知った時は、大きい病院なのになんでと思った。精神的ケアをしてくれる存在は心強い」と話した。

 今後は月1回をめどに、生活に役立つ講座を入れながら開く予定。次回は5月21日。予約・問い合わせは、がん相談支援窓口TEL075(251)5283。

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