初の「熊本がんサロン」に40人

初の「熊本がんサロン」に40人

 がん患者やその家族のために発足した「熊本がんサロン」の初会合が20日、熊本市本荘1丁目の熊本大学医学部付属病院であった。患者や付き添いの家族ら約40人が参加し、1時間ほど体験や治療法などを語り合った。

  冒頭で、企画者の一人で代表世話人の池田勇二さん(66)が自らの鼻腔(び・くう)がんの治療や入院生活を振り返りながら、「励ましの言葉は患者には負担。ここでは『がんばって』とか『もっと食べて体力をつけて』は禁句です」とあいさつ。その後1時間は非公開で、数グループに分かれてお茶や菓子を囲みながらのサロンとなった。

  同病院の佐々木治一郎医師によると、がんの種類や病院別の患者の会は県内にも複数あるが、横断的な集まりはなかったという。参加した熊本市の北野悦子さん(56)は2年前の誕生日に、乳がんを告知された。「検査や治療は痛くてつらい。髪の毛が抜けても『尼寺に行かんとね』なんてちゃかすしかなくて。暗い集まりは嫌。今回はユーモアのある方も多くて気に入った」

  サロンは無料。毎月第3火曜日の午前10時から約2時間、同病院の第1会議室であり、前日までに予約が必要。予約は同病院(096・373・5676)など県内のがん拠点病院へ。

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