白血病ウイルス検査推奨へ 学会が診療指針見直し

白血病ウイルス検査推奨へ 学会が診療指針見直し

主に母乳を介して感染する成人T細胞白血病(ATL)が全国に広がっているため、日本産科婦人科学会が妊婦健診の血液検査で原因ウイルス(HTLV1)への感染の有無を確認するよう推奨する方針を決め、来年4月実施に向けて診療指針の改定作業を進めていることが27日、分かった。

 妊娠初期から中期にかけて抗体の有無を調べる血液検査の推奨レベルを、現在の最も低い「C」(必ずしも実施が勧められていない)から、「B」(実施が勧められる)に引き上げる。

 母親が感染していると判明した場合は、母乳を避けるなどの方法が推奨される。

 厚生労働省研究班の主任研究者、斎藤滋富山大教授は「母子感染を防ぐことが最も効率的で重要だ。推奨レベルを引き上げ、国に公費負担を求める」としている。検査費用は850~1900円で、年間約110万人の妊婦の総費用は約10億~21億円とみられる。

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