成人T細胞白血病防止、全妊婦に血液検査方針

成人T細胞白血病防止、全妊婦に血液検査方針

母乳などを通じて乳児に感染する成人T細胞白血病(ATL)の発生を防ぐため、日本産科婦人科学会と日本産婦人科医会は全妊婦の血液検査を実施する診療指針を改定する方針を固めた。

 今夏にも会員から意見を募り、来年4月の改定を目指す。

 国内のATL感染者は推定108万人。かつては九州や沖縄に集中していたが、今では全国に広がっている。しかし、血液検査の実施率は全国平均で87・8%。最も低い中国地方では79・5%と8割を切っており、発生予防には全妊婦の血液検査が欠かせないと判断した。

 指針案を作成する水上尚典・北海道大教授は「すべての妊婦に検査を行うことで、次世代への感染を大幅に減らすことができる」と話している。

トラックバック&コメント

この記事のトラックバックURL:

まだトラックバック、コメントがありません。


C型肝炎・肝がん治療法など解説さいたまで公開講座 »
« Dr.中川のがんから死生をみつめる:/54 核医学検査のピンチ