小6女子98%接種希望 大田原市・子宮頸がん予防ワクチン

小6女子98%接種希望 大田原市・子宮頸がん予防ワクチン

 【大田原】市内小学6年女子を対象に、子宮頸がん予防ワクチンの接種費を全額公費負担する市は28日までに、対象者の希望をとりまとめた。全対象者341人の内、98・53%にあたる336人(市外通学を含む)が接種を希望。市は、専門家による啓発講演や、全国初の集団接種方式が接種希望率向上につながったとみている。

 市は8日から、市内24校(分校を含む)を通じ、保護者の希望取りまとめを開始。接種回数や副作用、健康被害救済制度などを解説する書類を配布した。

 26日に取りまとめた資料によると、各校で学校医が実施する集団接種希望者は328人。市内の医療機関に通院して接種する、個別接種希望者は8人だった。希望しなかった保護者は3人で、回答なしは2人だった。

 市は16日、自治医科大産科婦人科学講座の鈴木光明教授の講演会を開催。保護者や市民約300人に、ワクチンの効果や副作用の少ない同ワクチンの安全性などを解説した。啓発用チラシ配布でも接種率向上を図った。

 金丸和彦保健福祉部長は「講演会や(保護者の負担が少ない)集団接種で、保護者の子宮頸がん予防の意識が高まったと認識している」と高い接種希望率を分析した。

 接種は5月13日から来年1月19日まで、各校で実施する。接種による副作用で健康被害が起きた場合は、市が全国市長会を通じて加入している保険から、最高1億4200万円の補償が受けられる。

 6月にも始まる、中学生1~3年生の個別接種は5月中に、接種費用の半額を補助するクーポン券を全対象者に配布する予定。

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