「情報イーゼル」設置 県立がんセンターが医療冊子

「情報イーゼル」設置 県立がんセンターが医療冊子

県立静岡がんセンター(長泉町)はこのほど、同センターの玄関ロビーに、絵画に使う画架を利用してがん治療の情報を提供する「情報イーゼル」を設置した。患者や家族が手に取りやすい場所で、確かな医療情報を提供する。同センターは「患者が正しい情報を取得し、治療に参加してほしい」と呼び掛けている。
 「情報イーゼル」には、抗がん剤治療を受ける患者向けに▽医療費や福祉サービス▽悩みや疑問▽食事▽口腔(こうくう)トラブル―など、13種類の冊子を並べている。
 同センターでは、あすなろ図書館や情報コーナーに、約100種類の資料を用意しているが、「専門性の高い情報を、気軽に手に取ってほしい」と、同センター疾病管理センターの広瀬弥生看護師長がイーゼル設置を企画した。
 設置して約2週間。医療費に関する冊子は毎日補充しなければ欠品してしまうほどという。広瀬看護師長は「患者や家族が本当に必要としている情報が分かってきた」と話す。
 山口建総長は「がんの情報は多く、患者は選びきれない状況にある。医療者が信頼できる情報を患者に提供する“情報処方”として、活用を広げたい」と期待する。

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