【ATL―成人T細胞白血病―制圧へ】ATL対策へ署名開始 患者団体 国会に今秋提出へ

【ATL―成人T細胞白血病―制圧へ】ATL対策へ署名開始 患者団体 国会に今秋提出へ

国内に100万人を超える感染者がいるとされる成人T細胞白血病(ATL)や神経難病HTLV1関連脊(せき)髄(ずい)症(HAM)などの原因ウイルスHTLV1について、全国一律の母子感染予防や感染者の心のケア、診療体制の整備といった総合対策を求める国会請願への署名活動を、NPO法人「日本からHTLVウイルスをなくす会」(菅付加代子代表理事)が始めた。10万人分を目標に各地で協力を呼び掛け、今秋に国会への提出を目指す。

 同会によると、請願では(1)全国一律の妊婦健診での抗体検査実施や国民への知識普及(2)全国的な診療体制整備と感染者の心のケアを目的とした相談窓口の設置(3)ATL患者の医療費軽減やHAMの特定疾患認定、新薬の薬事承認・保険適用(4)発症予防薬や治療法の研究開発-を国主導で早急に進めるよう求める。

 今月初めから、全国の会員約400人や、賛助会員約2千人を中心に署名集めを始めている。

 菅付さん(53)=鹿児島市=は脊髄が侵され、やがて歩行も困難となるHAMに苦しんでいる。今回の活動について「国がATLやHAMを風土病と判断、対策を放置したことで感染が今も拡大している。日本は先進国で唯一感染率が高い。肝炎やエイズ並みの総合対策を実現してほしい」と話している。同会=099(800)3112。

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