「子宮肉腫診断誤り娘死亡」両親が慶応義塾を賠償提訴

「子宮肉腫診断誤り娘死亡」両親が慶応義塾を賠償提訴

娘が死亡したのはがんの一種である子宮肉腫の診断を誤り、子宮摘出が遅れたためとして、県内に住む女性の両親が慶応大病院(東京都)を開設する「慶応義塾」を相手取り、損害賠償を求めて千葉地裁松戸支部に提訴した。7日に開かれた第2回口頭弁論で病院側は準備書面を提出し、争う構えを見せた。

 訴状によると、女性(死亡当時26歳)は2003年9月に同病院を受診し、主治医らはポリープの検査の結果、良性の偽肉腫が第一候補であると診断した。04年10月、女性は下腹部に激痛を訴え、開腹手術で子宮を摘出。同年12月に子宮肉腫のため死亡した。

 両親側は、初診の段階で子宮肉腫の疑いがあるのに子宮摘出を決めなかったため、手遅れになったと主張し、損害の一部として160万円を請求している。

 病院側は「判断は非常に難しい事例だったが、良性の偽肉腫であったものが悪性と同じような結果になった例ではないかと考えている」などとし、「(初診の時点で)ただちに子宮全摘を行わなければならない義務は存在しなかった」と反論している。

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