人模様:がん患者と医師をつなぐ--賢見卓也さん

人模様:がん患者と医師をつなぐ--賢見卓也さん

 「がんコンシェルジュ」とは聞き慣れない言葉である。がん検査の結果の見方や治療法、公的制度の使い方、生命保険の請求方法、セカンドオピニオンの医師や栄養士の紹介--。看護師の賢見(けんみ)卓也さん(34)は会社「トロップス」(東京都墨田区、03・5669・4696)を設立し、がん患者やその家族と接している。「使えるサービスをすべて使ってもらい、満足した日々を過ごせるように支援したい」

 総合病院に勤務し、患者と医師との距離が気になった。医師の忙しさ、医療訴訟の増加も背景にあり、「両者をつなぐ仕組みが必要」と思った。日大大学院で学びながら、末期がん患者らの訪問看護をし、在宅で家族をみとることの意義も考えた。「足りないものを点滴などで補う病院とは、違う生活があっていい」

 総合的な相談窓口がある病院も増えているが「病院とは違う立場で、がん特有の心や容体の変化に対応し、継続して寄り添いたい」と話す。有料で定期的な相談や訪問などをしている

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