子宮頸がん予防ワクチン 小6に公費接種

子宮頸がん予防ワクチン 小6に公費接種

◎7月から御坊市

 小学6年の女子児童を対象にした子宮頸(けい)がん予防ワクチン接種を、御坊市が県内で初めて全額公費負担で実施する。接種は3回必要で、市は7月に1回目を予定している。希望者を対象に実施するが、国内で年間約1万5千人が発症するといわれるがんの予防に効果的だとして、市はPRに力を入れている。(鵜飼真)

 子宮頸がんは、性交渉で感染するヒトパピローマウイルス(HPV)が原因で起きるとされている。このウイルスの感染を防ぐ確率が高いワクチンは、性交渉が未経験の方が効果的とされるが、市によると3回で計約5万円の費用がかかるという。全国では30を超える自治体が公費助成を決めている。

 市によると昨年度市内で子宮頸がんの検診を受けた女性は873人で、うち13人が感染の疑いと診断されている。市は今年度当初予算で全額公費負担のための費用630万円を計上した。

 市内の小6女子児童は6校の計約120人。1回目を7月、2回目を8月、3回目を来年1月に実施。希望する児童は保護者と市内の産婦人科か小児科に行って接種を受ける。

 市は「女性と子どもの健康を守る教育もしたい」と、妊娠・出産や性感染症の予防について説明するパンフレットとチラシを4月下旬に対象の家庭に配布。医師の講演も予定している。

 講演は15日午後1時半から市役所5階会議室で。講師は日本思春期学会理事の和田由香医師。定員100人、無料。申し込みは市健康福祉課(0738・23・5645)へ。

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