シェリング・プラウ、抗悪性腫瘍剤「テモダール(R)点滴静注射100mg」新発売

シェリング・プラウ、抗悪性腫瘍剤「テモダール(R)点滴静注射100mg」新発売

平成22年5月12日
シェリング・プラウ株式会社

抗悪性腫瘍剤「テモダール(R)点滴静注射100mg」新発売
―悪性神経膠腫の患者さんに対する治療選択股の拡大―

 シェリング・プラウ株式会社(本社:大阪市中央区 社長:マーク・ティムニー)は、本日(平成22年5月12日)「テモダール(R)点滴静注用100mg」 (TEMODALR Injection 100mg 一般名:テモゾロミド)を新発売いたしました。

 テモダール(R)は脳腫瘍の中でも重篤な悪性神経膠腫*1の治療薬です。 悪性神経膠腫の標準的な治療は初発の場合、腫瘍を取り除く手術後に放射線療法と化学療法の併用、その後の維持療法としての化学療法となります。また、再発の場合でも、化学療法の適応となります 。

 この化学療法で使用される薬剤の中で、テモダールRは腫瘍細胞など、急速に分裂する細胞の複製を阻害することで抗腫瘍活性を示す、アルキル化剤に分類されます。 アルキル化剤としてはテモダールRカプセルが日本で19年ぶりに2006年7月に承認され、同年9月に発売されています 。

 初発の膠芽腫に対するテモダール(R)カプセルと放射線治療による併用療法は、放射線単独療法に比べ生存率の有意な改善を示すことが立証されています。放射線単独治療による5年生存率が1.9%であるのに対して、テモダール(R)カプセルと放射線との併用療法では9.8%であることが2009年3月に発表されました。*2

 この度のテモダール(R)点滴静注用の発売に際し、本年度、日本脳腫瘍学会学術集会 会長を務められている、埼玉医科大学国際医療センター脳・脊髄腫瘍科 西川亮教授は以下のように述べられています。
「テモダール(R)のカプセル剤に加え、点滴で使用できる薬剤の発売は、治療法が限られている予後の悪い悪性神経膠腫の患者さん、特に小児の脳幹神経膠腫などカプセル剤を飲み込めない患者さんにも治療の機会が与えられるという意味で大変意義深く、期待しています。」

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