大田原で、全国初の子宮頸がんワクチン集団接種

大田原で、全国初の子宮頸がんワクチン集団接種

全国初となる集団接種での子宮頸がん予防ワクチン接種が13日、大田原市の金丸小で行われ、小学6年の女子児童10人がワクチン接種を受けた。

 校医や看護師、子宮頸がん予防に詳しい自治医科大の鈴木光明教授が接種に立ち会い、午後1時半から保健室で希望した10人から既往症や発熱の有無などを聞き取ったうえで、医師が上腕の筋肉に注射した。児童たちは約30分で問診と接種を終えたという。

 記者会見で同校の郷佳代子校長は「痛みを心配した子もいたが、『がんになるより受けてよかった』と言っていた」と児童たちの様子を説明。同席した吉成仁見大田原地区医師会長は、副作用への対応など校医向けの事前研修を開いたことを説明、安全面への配慮を強調した。

 集団接種の利点について、鈴木教授は「接種率が向上することに尽きる。その点で市の集団接種はすばらしい」と評価。一方で「100人規模の会場でも、十分な問診を行うべき」と今後の課題を挙げた。

 同市は今年2月、全国自治体に先駆けて同ワクチン公費全額補助を決定。続いて対象児童の接種率向上に向けて集団接種の導入を決めた。全国で40前後の市区町村が同ワクチン接種に何らかの補助策を講じたが、集団接種に踏み切ったのは大田原市だけだ

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