健やかわかやま:乳がん患者サロン「スイートピー」 不安解消おしゃべり会 /和歌山

健やかわかやま:乳がん患者サロン「スイートピー」 不安解消おしゃべり会 /和歌山

苦しみ分かち合い再出発
 乳がん患者サロン「スイートピー」が2月に発足した。代表の田中文子さん(51)=和歌山市=は「スイートピーの花言葉は『門出』。がんを宣告されると死を身近に感じる。同じ苦しみを経験した人たちと一緒に、そこから再出発しようとの思いを込めた」という。【加藤明子】

 主な活動は、薬の副作用への不安やウイッグの疑問などを話し合うおしゃべり会▽温泉を借り切って催す集い▽小旅行や食事を楽しむ親睦(しんぼく)会▽乳腺専門医らを講師に招いた学習会--など。電話相談も受ける。

 田中さんは03年に乳がんと宣告されて手術し、頭痛のたびに「脳に転移したのでは」と不安に駆られた。全国組織の患者会で和歌山支部長を務め、最新の医療事情の講演に通っては県内で報告してきた。だが、「和歌山の医療事情は全く良くなっていない」とのジレンマを感じて09年11月に退会。地域に密着した活動を目指して新たにサロンを設立した。和歌山市で年4回開催してきたおしゃべり会は、橋本、御坊市でも始めた。「県内は広くて、それぞれの地域で病院などの事情も違う。これまで患者会に足を運べなかった遠方の患者さんや相談先を知らなかった患者さんもサポートしていければ」という。

 問い合わせは電話(073・436・5485)かメール(nyamatorochan@khe.biglobe.ne.jp)で。年会費は1000円。

    ◇

 スイートピーは22日午後1~3時、和歌山市手平2の和歌山ビッグ愛9階で、乳がん学習会を開く。県内のがん薬物療法認定薬剤師ら専門家が講演、アドバイスする。

 また、7月3日午後1~3時には、御坊市薗の市中央公民館2階で、「乳がん患者のおしゃべり会in御坊」を開く。

 いずれも無料。事前予約不要。

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