院内着もカラフルに がん患者のアイデア実現

院内着もカラフルに がん患者のアイデア実現

がん患者とその家族を支援するイベント「さつき 歌と装いのハーモニー」が16日、大阪市中央区のドーンセンターで開かれた。闘病、療養中の患者らのアイデアをもとに、デザインされたがん患者のためファッションショーや、患者らによる合唱コンサートなどが行われた。

 がん患者の会や支援団体など、8つの団体でつくる「大阪がん医療の向上をめざす会」が主催したイベント。がんに立ち向かう人とその家族を元気づけるとともに、社会のがんへの関心を高めてもらおうと開いた。

 がん患者のためのファッションショーは、事前にがん診療拠点病院の患者や看護師らに、療養生活を楽しく過ごせるためのファッションのアイデアを募集。集まったアイデアをもとに専門学校の学生らが仕上げた。

 ショーには、がん患者や家族、がんの専門看護師を目指す学生らが出演。乳がん患者用に胸元にボリューム感を持たせた服や、医療器具などを装着しやすいように工夫したパジャマ、小児がん患者が院内学級に通うための登校着などが披露された。

 昨年秋に8歳の長男を小児がんで亡くした田村太郎さん(38)は、カラフルな白衣にぬいぐるみなどを添えた医師のファッションで出演。「病院のなかは色のない世界なので、こうしたファッションで小児がんの子供たちが少しでも明るい気分になってくれれば」と話していた。

 また、会場では医師や看護師、ソーシャルワーカーらから寄せられた応援メッセージも披露されたほか、プロの指導者らを招いて合唱の練習に取り組んでいる患者らがコンサートを開催された。

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