膵臓がんを早期受診で撲滅 29日に仙台で啓発ウオーク

膵臓がんを早期受診で撲滅 29日に仙台で啓発ウオーク

 膵臓(すいぞう)がんの早期受診啓発や撲滅を目指す運動を広く知ってもらおうと、市民参加イベント「パープルリボンウオーク」が29日、仙台市で行われる。市内で開催される日本肝胆膵外科学会学術集会(26~28日)に合わせ、国内で初めて企画された。主催する患者支援団体のNPO法人「パンキャンジャパン」(東京)は「多くの人に参加してもらい、膵臓がんの早期発見を仙台から呼び掛けたい」と話している。
 ウオークは学会に参加する医師らの働き掛けで実現した。当日は、国際的に膵臓がん撲滅運動の色とされる紫のゼッケンを参加者が着用。青葉区の錦町公園を午前9時半にスタートし、5キロと2キロのコースに分かれて市中心部を歩く。
 午後1時からは青葉区のエル・パーク仙台で、学会の無料市民公開講座「膵臓がんに光を当てる」も開かれる。
 パンキャンジャパンによると、国内では推計で年間2万人以上が膵臓がんと診断されている。進行に気付かないまま、余命3~6カ月と宣告されるケースも多いという。
 パンキャンジャパンは2006年、米国の支援団体の日本支部として設立された。妹を膵臓がんで亡くした真島喜幸代表は「早期に発見できれば、生存率も上がる。特に家族に患者がいた人は定期的にチェックしてほしい」と訴える。
 市民に広く関心を持ってもらうため、パープルリボンウオークは今後、年2、3回のペースで各地で開催していくという。
 仙台のイベントは定員200人。申し込みが必要で、定員に達し次第締め切る。参加費は一般1000円(当日1500円)、小中学生500円(800円)。参加者には記念のTシャツが贈られるほか、専門医による健康相談(30人限定、事前申し込みが必要)が受けられる。連絡先はパンキャンジャパン03(3221)1421。

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