がん治療拠点に2病院

がん治療拠点に2病院

がん治療やがん患者の在宅医療を支援するため、県は18日、富山赤十字病院と済生会高岡病院を「がん診療地域連携拠点病院」に指定した。国の指定を含め、県内の拠点病院は計10か所となり、県は治療から療養まで切れ目のないがん対策を目指す。

 県内のがん診療は、2006年度に国が拠点病院に指定した8病院が中心に行っている。このうち、富山市民病院は胃がんや大腸がん、砺波総合病院は肝がんなどの専門医がいるなど、それぞれ得意分野がある。

 県健康課などによると、近年は、入院より通院を希望する患者や、終末期を自宅で過ごしたいという家族が増えている。しかし、容体が急変した場合の対応などについて、正しい知識の普及が十分ではないという。

 このため、8病院よりも在宅診療で先駆的な活動をする2病院を拠点病院に指定。富山赤十字病院は1998年から、済生会高岡病院は07年から、医師や看護師、薬剤師などが症例を通じて、意見交換や知識向上を図っている。今後、地域のかかりつけ医と連携し、重い症状や終末期の患者も安心して在宅医療を受けられる環境作りを進める。

 また、がん診療に特化した専門的な医師や看護士などを育成するため、富山大学付属病院を「県がん診療人材育成拠点病院」に指定した。

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